
望まない現実を目の前にしたとき、あなたは無意識に「拒絶反応」を起こしていませんか?
自分の心や世界で起きている出来事を「直そう」「消し去ろう」ともがくとき、私たちは本質的な変化の機会を自ら遠ざけています。
この記事では、現実をありのまま受け入れることが、いかに真の癒しと望む未来への変化を阻む拒絶反応を手放す鍵となるかをお伝えします。
すべては、このシンプルな一歩から始まります。
現実は、すべてあなたのエナジーでできている
私たちが体験する現実は、すべて自分が持っているエナジーでできています。
望まない現実と直面したとき、自分の内側にある、それを生み出しているエナジーを変えればいい。
これがエナジーヒーリングの考え方です。
とはいえ、望まないものを自分の世界から追い出そうと焦ると、うまくいきません。
どのような現実であれ、まずは受け入れる
このステップが欠かせないのです。
拒絶反応を起こしている自分に、気づく
たとえば、自分や身近な誰かが病気や障害を持ったときなど、何かしら受け入れがたい出来事が起きたとき、「そんなはずはない」「こんなことがあっていいわけない」と、現実に抗いたくなる気持ちが生まれるでしょう。
否定、拒否、拒絶。
これはごく自然な反応です。
しかし、その「現実を受け入れない」というエナジーと一体化してしまうと、全体を俯瞰して見ることができず、本当に必要な側面に効果的に働きかけることができません。
その側面とは、あなたの内側にある、アップデートが必要な価値観や未解決の感情です。
あなたが体験していることはすべて、あなた自身が無意識でそれを必要としているから起きています。
フォーカスすべきは、望まない事象を消すことではなく、何に真に働きかけるべきなのかに気づくことです。
逃げずに体験し、学びを完了させていく
気づきを得られなければ、その事象を一旦消し去ることに成功したとしても、また似たような事象が巡ってくることになります。
もう二度と、同じ思いはしたくない。
ならば、自分がどのようにそれを体験しているのかを、しっかりと観ることが大切です。
その出来事を味わい、どのような感情が内側から湧き起こってくるか、そして自分の中のどの価値観が強化されているのかを観ます。
目を閉じて心に問いかけてみましょう。
自分は本当は何を望んでいるのか。どう生きたいのか。
すべての出来事は、真の癒しを必要としているところ、本当の欲求に気づかせてくれます。
そして、もはや役に立たなくなった価値観や信条を、新たなものに置き換え、一連の学びを完了させていく。
このプロセスを通して、あなたは現実を望むほうへと変えていくことができるのです。
力ずくの支配をやめ、変化をゆだねる
望まない現実を受け入れることが、諦めることにつながるのではないか。
そう思い、現実に抵抗し続け、力ずくで変化を起こそうとするのは、コントロール(支配)です。
コントロールしようとしている対象はすべて表面的な事象であり、それにとらわれることによってもっと深い内側の課題にアプローチできなくなります。
まずは、何があるのかを観る。
観ようとする姿勢は、諦めることとは違います。
それは、自分をありのまま受け容れることとイコールだからです。
望まない現実を受け入れることは、自分をありのまま受け容れることにつながります。
自分が目の前の現実に抗おうとしているとき、生きることに必要以上に力が入ってしまっている証拠です。
私たちは、本当はもっとゆるく、軽く、人生の操縦桿を握っていていい。
まずはいまのすべてを受け入れ、真に変化が必要なところに気づき、学びを終わらせ、シフトさせていきましょう。
渦中にあるとき、何に働きかけるべきなのかわからないことが多いです。
より深い気づきが必要な際は、animiscentのヒーリングセッションでご相談ください。
いつでも力になります。