満月の揺さぶりで、浮き彫りになる本心
満月の前後は、エナジーが増幅される傾向があるため、ネガティブポジティブ関係なく、感情が高ぶりやすくなります。
日頃、感情を抑えがちな人は、突如怒りが爆発!なんてこともあるかもしれませんが、どうか自分を責めたりせずにいてください。
否定的な強い感情が湧きあがったからと言って、自己嫌悪や罪の意識、反省を促されているわけではありません。
感情は内側に溜めるより、外側に出してしまったほうが健全。
でもできれば、怒りが爆発する前に、モヤモヤやイライラが募った時点で、自分が何に対して苛立っているのか、原因を深掘りしてみましょう。
他者に対する怒りは、自分への怒りであることも。
たとえば、誰かにぞんざいに扱われることに対して怒りを覚えるときは、そうすることを相手に許容してしまった自分に対しても怒っていることが多いです。
また、怒りの根底には、期待を裏切られたことよる失望など、悲しみが隠れている可能性があり、さらにそこには自分の本当の欲求が隠されていることもあります。
例:「もっと、大切に/対等に、扱って欲しい」
感情が揺さぶられているとき、急いで火消ししようとするのではなく、本当はどうしたかったのか、どうして欲しかったのか、自分の望みを眺めてみる機会にしてみることをオススメします。
自分の欲求に気づいてあげることが、根本解決につながります。
ひとつ前の記事『関係性を、見直す』で、4月6日の満月前後数日間は、あらゆるものとの関係の見直しが促されることをお伝えしましたが、その一環として、これまでの関係のなかで、自分が人知れず我慢してきたこと、抑圧してきたことが噴出しやすい時期でもあります。
抱いている感情の奥底にある自分の本心をすくい上げ、これまでの関係からの学びに感謝して、手放すべきものは手放して行きましょう。
終わらせていくことで、始まるものもあるから。