空(くう)と戯れる
何となく空虚感を感じるここ最近ですが、皆さまはいかがでしょうか?
この空が作られる時期も、エナジー調整にはとても大切。
たとえば私は、魂の目的が変わってエナジーアップデートをしたばかりですが、自分の感情や肉体がまだそれについていけていないような感じがあり、デトックスが続いています。
でも、無理にそのプロセスの完了を早めようとすると、それこそ空回りするので、空を多めに取り、心や身体との対話、休息や癒し、高次元とのつながり、新しい発見や可能性に心を開いておくことを意識するようにしています。
空が多いと不安に駆られて埋めようとしてしまう人もいますが、できればそうはせずに、空を残しておくことをオススメします。
空と戯れることで、感情や想念を解放して導きや癒しを招き入れるなど、地球や宇宙とのつながりを強くしていけるからです。
訪れる導きに耳を澄ませる
余白があるからこそ、高次の存在が与えてくれるガイダンスに気づくことができます。それは、そのとき自分に必要なメッセージや方向性。
直接話しかけてくることもあれば、何かを通して間接的にもたらされることもあります。何気なく本棚から手に取った本、出逢った人にかけられた言葉、観た映画、聴いた音楽、ふとよぎった古い友人との思い出、など。
たとえば昨日、私はBOOK・OFFに行くように促されました。半年や一年に一度そこに導かれるのですが、自分がそのとき探している答えがそこでもらえるのです。
BOOK・OFFの面白いところは、スピリチュアル系の古い本に出会えること。随分前に書かれてあっても、質の良い内容のものがたくさんあるような印象です。
Kindle版もなく中身をネットで閲覧できない本もBOOK・OFFにあったりして、しかも品揃えが定期的に変わるため、なかなか面白いなと思います。
スピリチュアル系の本が置いてあるセクションに行き、いくつか手に取ってパラパラとめくってみると、やはりありました。今の自分にピンとくる文章。
太陽神経叢(チャクラ3A)は、宇宙の中に、つながることのできる自分独自の場所があることを深く知ることから生じる大きな喜びに関わっている。開かれたチャクラ3Aをもつ人は、夜に星空を見上げ、自分もそこに属していると感じることができる。宇宙の中の自分の場所にしっかりと根づいているのだ。そのような人は、顕在化した宇宙を表現する自分自身のユニークな側面の中心であり、そこから霊的な知恵を得ている。
『光の手 (上)』という本からの抜粋です。この文章を読んだだけでも購入する価値がある本だと感じました。
スピリチュアルヒーリングについて体系的に書かれてあり、チャクラがどのように機能するかについての詳細な記述が面白いです。
太陽神経叢とは胃の辺りのチャクラで、ここのバランスが取れていれば、感情に圧倒されることはないといいます。逆に、感情を堰き止めていると、このチャクラが閉じてしまうとも。
胃腸のプチ不調が続いている私に、宇宙とつながる自分を信頼していくだけではなく、自分の心の奥に溜まっている感情と向き合い、人間らしい自分も置き去りにしないことを教えてくれたように思います。
エナジーを泳がし、癒しを得る
私はよく、犬の散歩の途中に、誰もいない公園のベンチに座ってぼーっとする時間を取るのですが、そうしていると、一面に立っている木々や公園にあるすべてのものと自分が同化しているような感覚になるんですね。
この、ちょっと脱人間化する瞬間に、滞ったエナジーを泳がす感覚で自分を緩めます。
やがて自然と隙間ができて、不調だったところがそうではなくなっていきます。
また、「いまの自分は何を体験しているのか」という気づきや「何を創造していくか」についてのインスピレーションが訪れることもあります。
空を作ることは、導きや癒しなど、高い次元から助けを得られやすい環境を調えることでもあるのです。