「因果関係」を、超える
先日、物事をジャッジするマインドを私の中から取り除くヒーリングをコマンドしたところ、前頭葉のヒーリングをしたほうがいいという返答が返ってきました。
自分の前頭葉を観てみると、暗い雲のように見えるエナジーが立ちこめていました。
それは、原因と結果の法則を保持しようとするエナジー。
誰もが持っているであろう「こうしたら、こうなる」という方程式のようなもの。
それがたくさんあり、それを記憶として留めておくことが生き抜くことにつながると思っていた。
でも、それもう手放していいよ、ということのようです。
むしろ、豊かさの引き寄せを阻んでしまっている。
そもそも、自分が行ったことと、その結果には、因果関係がない、というのです。
これをやったからこうなる、ということではない、と。
いわゆる「成功」にも、「愛」にも、そういうところがあります。
頑張れば何かを得られる。こうしたら愛を得られる。
でもそれって、全部人間の論理で。
頑張らなくても得ることができるのに、頑張ることや無理することを自分に強いることなんて必要ないということのようです。
エナジー的には、欲しいものはすべて、そこらじゅうにぷかぷか浮いている。
それなのに、人間があらゆる条件を付けて受け取らないようにしているだけなのかもしれません。
そして自分が思う「結果」にとらわれすぎて、それ以上のものを得られることも、すでに得ていることも、気づかないでいるのはもったいない。
私たちは、膨大な労力を理由付け、動機付け、論理付けに費やしがちです。
何かが思い通りにいかないときは、理由を探し、たとえば「努力が足りなかったのだ」と理由付けをして、反省したり、後悔したり、自己嫌悪に陥ったり。
それきっと、全部不要、なんですね。
世界は、もっとシンプルに捉えることができるのだと理解しつつあります。
ファンタジー的に、世界を捉える
昨年末、かのアインシュタインがあり得ないと語っていたテレパシーやテレポーテーションまでも説明しうる「量子もつれ」理論についての番組を観ました。
量子もつれとは、粒子同士がどんなに遠く離れていても、互いの状態がわかる、同時に変化するなど、影響し合うという現象です。
エナジーヒーリングでは、文字通りエナジーの状態を観たり動かしたりしていますし、テレパシーも個人的にいつも起きています。
なので、量子もつれは当然あるでしょうと思っているのですが、それを科学的な実験や数式で証明しようとされている物理学者や数学者の方はすごいなと思います。
科学的にまだ証明されていないからって、存在しない、成り立たないというわけではない。
これに関連してノーベル物理学賞を授与された量子物理学者のアントン・ツァイリンガー氏の言葉が印象的でした。
この世界は、私たちが思うよりずっと、ファンタジーで満ちている
人間が見ている宇宙は全体の5%ほどだと言われていますが、未知の部分が95%もあると思うと、ワクワクします。
未知の部分も、ファンタジー的な要素でいっぱいなはず。
だから、すでに私たちが「わかっていること」に頼りすぎることなく、ファンタジー的なことが起こったっていい、不可能と思えることも可能なんだという感覚で生きてみると、この世界をもっと楽しめるような気がするのです♪