ソニアのききみみ

感覚で捉える光を綴ります

古いエナジーを、一掃する

Let the Light Wipe Out All the Energies That No Longer Serve You

不愉快な記憶に、光を当てる

本来の自分を取り戻していく過程において、突然、思い出したくはない類いの出来事の記憶が、次から次へとよみがえってくることがあります。

いまの自分にはもう必要のないものだから浮上してくるのですが、それを体験しているときは、目を背けようとせずに、きちんと見てあげることで手放していくことができます。

そのときに体験した気まずさ、恥ずかしさ、罪悪感などから、抑え込んでいた怒り、恨み、失望、悲しみまで、忘れていたはずの感情が自分の中にまだあったことを思い知らされて、あまり心地のいいものではないかもしれません。

それでも、たとえば「あの人に受け容れて欲しかったんだ」「ずっと怒りを抱えて仕返ししたかったんだ」など、そのときの自分の本当の気持ちに意識的に光を当てることが大切。

そうしなければ、またそれらを自らの内側に残し続けてしまうのです。

なぜなら私たちはときに、嫌な思いをした体験に自らしがみついていることすらあるからです。

ネガティブ体験は、自ら拠り所にしている

実は、ネガティブな体験の記憶や感情は、自分にとって必要だから取ってあるのです。

忘れ去りたいと顕在意識では思っていても、潜在意識ではそれらが生きるうえで自分に役立っていて必要だと認識しているのです。

たとえば、次のような理由から。

  1. 自己防衛のための戦略
    もう二度と同じ思いをしたくないから教訓として取っておき、それを材料にネガティブシナリオを想定できると、それを予防し自分を守ることができると考えている

  2. 生きるための原動力
    いつか相手を見返したい、自分を証明したい、人に頼らずひとりで頑張ろうとする、自立心を養おうとする、そのための原動力となっている

  3. 自分の人生の責任を負おうとしない言い訳
    自分はネガティブな体験における可哀想な被害者であると認識することで、自分が本当に望むことをやろうとしない言い訳としている

自分を守るため、生きていこうとするために、ネガティブな体験を拠り所にすることを自ら選んでいる、ということなのです。

新しい生き方を始めるために、認識すべきこと

不愉快な出来事の記憶や感情が湧きあがってくるとき。

それは、ネガティブな体験を拠り所にするパターンを手放し、新たな生き方へとシフトできるチャンスです。

そのためにまず、次の3つを認識します。

①自分の中にネガティブな体験の記憶と感情があること

②それらによって必要以上に自分で自分を守ろうとしてきたこと

③それらはいまの自分にはもはや必要ないということ

これまでのネガティブな体験や感情に頼らずとも、本当はもう大丈夫なのです。

ヒーリングでは、ネガティブな体験や感情を拠り所にする生き方を完全に終わらせるために、その原因を突き止め、そこに働きかけるという方法を取ります。

なぜそうしているのか、理由があってやっていること、その理由に働きかけ根っこから取り除いたほうが、古いパターンを繰り返さずに済むからです。

しかし、もし上記3つのことを認識できたのなら、ネガティブな記憶と感情、つまり残留エナジーをエナジーフィールドからきれいに取り除くことでも、変わっていける部分はあるように感じます。

つまり、脳の中を「そんなことあったかな?」という状態にしていくのです。

古いエナジーを、一掃する

湧きあがってきた古い記憶と感情は、すべてまとめて一掃できます。

セルフヒーリングでもきっとできるので、ぜひお試しを。

昔の思い出したくない出来事の記憶や、手放したい感情などでモヤモヤしているときに有効です。

STEP
目を閉じて、視覚化する
目を閉じてゆっくりと深呼吸をし、力を抜いてリラックスしましょう
自分のシルエットを描き、その上方に神聖な光がある光景を視覚化します
STEP
手放したいものを、感じる
自分のシルエットを眺めながら、手放したいすべての出来事と、そのときに抱いた怒り、悲しみ、悔しさ、恨み、罪の意識といった感情を、感じます
なんとなくあるなぁと感じるだけでもOK
STEP
光に、オーダーする
その出来事の記憶、感情、心の傷、すべてを自分から取り除き、優しさ、慈愛、赦しといった、無条件の愛をベースにしたエナジーで置き換えるように、上方の光にオーダーします
STEP
変化を、見守る
そのまま自分のシルエットを眺め、起こる変化を自由に観届けます
光を見るかもしれませんし、変化を感覚的に感じるかもしれません
柔和な優しい感じ、あるいはニュートラルな、落ち着いた状態になったら完了です

私の場合は、頭のほうから入った神聖な光が身体の右側で真っ白な風船のように膨らみ、ぎゅうぎゅう張り詰めて、不要なエナジーを余すところなく引き連れてから、光に還っていく感じがしました。

終わったあとは、何にとらわれていたのかすら思い出せないほど。

www.animiscent.com

嫌な記憶がよみがえってくるとき、それは嫌な気持ちにさせられるものですが、思い出さなければ手放せない感情や価値観というものはあります。

思い出すことができる、イコール、手放すことができる。

自分をもっと軽く、楽にさせてくれるものとして、ぜひ歓迎してみてください♪