私たちは毎瞬、新たな視点を得ている
「もっとこうすればよかったかな」「ああすればよかったかな」
そう思い続けていると、エナジーが重たくなります。
反省や後悔をしている出来事があった場面と、そして誰かに対して抱いているのであればその人と、エナジー的につながり続けることも。
あとから「あのときああすれば」という反省は、本当は必要ないみたいです。
向上心がある人は、「過去の失敗を省みることで向上する」という価値観を抱いていることも多いでしょう。
でもそれってキリがなくて、気がついたらあら探しばかりしている・・・なんてことにもなりかねません。
いまの自分とそのときの自分は、そもそも違うのです。
たとえそれが5分前の自分であっても、いまの自分はもう違っている。
私たちのエナジーは常に動き続けていて、新たな視点を瞬間ごとに得ています。
そして、起きた出来事すべてが、いまの自分の気づきや学びにつながっている。
だから、新たな視点を携えた自分が「いま、こうしよう」と思うことをやっていけばいいだけ。
もっと楽に、進化していける
「自分の行いを悔い改めなければ、進化していくことはできない」という価値観は、人類が共通して抱いていそうですが、進化するために、悔い改めることを条件にせず、無条件でもいいのです。
反省や後悔をしなくても、私は進化していくことができます
そう価値観を置き換えていくと、切り替え上手になっていけるかもしれません。
「悪いことをしたなら、反省する必要ありませんか?」
という声が聞こえてきそうですが、「悪いことしたな」といつまでもそこに浸るのではなく、切り替えていく意識は必要だと思うのです。
「悪いことをしたな」と思う瞬間が、連続することはありません。
「悪いことをした自分」というエナジーを、自分が自分に引き留めているだけ。
必要以上に自分を否定・批判してしまうと、生み出すのは憎しみという破壊的なエナジー。
自分の内側や周りにある健全なものまで、壊していってしまう。
反省や後悔というエナジーを抱き続けるより、たとえばそのとき誰かに助けられたり、優しさにふれることがあったなら、それに対して「ありがたい」という感謝の気持ちを持つほうが、自分に対しても、その場面とその登場人物に対しても、温かいエナジーを送ることができるのです。
そうすることで、何も否定したり批判したりしなくていい、より望ましい世界を創っていくことができます。
場面は、ひとつのパッケージ
創造主によると、瞬間瞬間における場面はひとつのパッケージなんだそうです。
すべてがセットになっている。
だから、その場面におけるひとつのピースだけを変えることに意味はない。
(ヒーリングで過去世を癒すときは、ひとつの場面がまるごと変わります)
そういう意味では、どの瞬間も完璧で完全なのかもしれません。
だから、場面というパッケージを毎瞬間、そこに置いて、次へといく。
そのほうが、本当の意味でいまどうあるべきか、何をすべきか、見えてくる。
自分にとって真の気づきが増えていくのかもしれません。
「いま」以外のエナジーに、ひたらない
風の時代を生きるうえでは、ますます重要になりそうです♪