抵抗することを、やめる
今日は風が吹き荒れていて、心地いい、変化のときだなぁと感じます。
「心地よくなんかない、つらい」と感じている方も多そうですね。
つらさを長引かせてしまうとき、抵抗するのをやめてみるといいでしょう。
何かを避けようとしたり、手放そうとせずに執着したり、相手や何かを変えようとしたり、状況をコントロールしようとしたり。
何に抵抗しているかは、その時々で違いますが、ひとまず、
いま自分が感じていることに抵抗するのを、やめる。
コントロールしようとすることを、やめる。
自分が望んでいない類いの人とのつながりや、自分の内側にある感情など、ネガティブに思える何かがあっても、
「それはいま、そうありたいもの」としてみなす
どうこうしようとしない
不愉快に思うことをどうこうしようとしすぎると、
自分にいま問われているもの、
自分に促されている変容が何か、見落とします。
世界は、毎瞬間、完璧・完全の状態へと変わり続けている。
変わり続ける世界の中にあって、私たちもそれぞれエナジーシフトを促されている。
それに対して抵抗し続けると、スムーズにシフトできなくなり、あらぬ方向へと行ってしまうこともあるんですね。
サレンダーとは、真実を見ること
変化のときにあると気づいたら、抵抗せずにサレンダーすることでうまく流れに乗っていけます。
サレンダーとは、目の前の事象を、ただ眺めること。
どうなるかを流れにゆだねて、観察する。
つらいのに何もしないでそのままというのは、放棄することなのでは?と思う方もいるでしょう。
意識的にゆだねているときは、目を逸らさずにすべてを見ている状態。
自分の周りで起きていること、真実を、すべて見る。
起きている出来事も、湧きあがる感情も、ただ眺めていると、やがて浮き彫りになってくるものがあります。
私は、こうしたかったんだ。こうありたかったんだ。
そうか、これからはこうやって生きていこう。
自分の本当の望み、願い、欲求。
真実を見ると決めて眺めていたら、やがてちゃんと真実が答えとして返ってきます。
望む世界へ、自分の意図を向け直す
ネガティブに思えるような出来事があるとき、自分の意図をありたい方向へと向け直すきっかけと私は捉えています。
自分が見ている世界は、自分の内側が映し出されている。
「いまのあなたが持っているエナジーだと、こんな世界が出来上がるけど、これでいいの?」と、問われている。
「これじゃない」と不要なものを認識して初めて、自分が望んでいるものがよく分かったりもします。
自分の世界に何を置きたいか、自分で選び取る。
不要なものを排除しようとしなくていい。
ただ、望むものに焦点を合わせていくだけ。
自分の意図が曖昧で「なんでもいい」状態だと、そういうものがやってきます。
「なんでもいい」わけじゃないよね?これは嫌だよね?
そう、気づかされる。
私はこういう人たちと、こういう感じに関わっていきたい、こういう世界を築いていきたい、具体的に思い描くことで、その意図にフィットしないものは自然に縁遠くなります。
ネガティブに思える感情に対しても同じで、苛立ちや怒りも、自分が何に対して「引っかかり」を覚えているのかを認識するヒントとなります。
嫌な思いを自分にもたらす誰かが原因、ということは決してありません。
その人がもたらしているように見える何かに、自分が反応している。
たとえば、自分が大切に扱われていないように感じることに苛立ちがあるとわかったなら。
- 自分は大切に扱われる価値のある存在だと自分で思えているか
- 自分は自分を大切に扱っているか
- 自分を尊重してくれない相手にNOと言えるか
- 健全な境界線を引けているか
- 自分の人生の主導権を他者に明け渡していないか
その辺りを見直すヒントにもなるのです。
エナジーを重くするか軽くするかは、自分次第
真実を見ようとするとき、客観的である必要があります。
先入観も偏見もなく、客観視する。
サレンダーをせずに、これはよくてあれはいやだ、何が正しくて何が間違っているかと言っているとき、ただ流れていくはずのエナジーを自分が引き留めてしまっています。
過去のエナジーに執着し、拘泥する。歩みが止まる。
自分を縛りつけているのは、過ぎ去ろうとするエナジーを手放そうとしない自分でしかないのかもしれません。
ジャッジしないことってやっぱり大切で、いま自分はこう思ってるんだ、こう考えているんだ、そう気づいたら、次の瞬間にはそれ、手放していっていいのです。
そして、サクサク進みたいときこそ、ゆだねるプロセスで見えてくる真実を正面から見ることが必要だと思うのです。
抵抗すればするほど、真実が見えなくなる。
エナジーには、いいもわるいもなくて、自分のジャッジが介入することで、重くもなり軽くもなります。
その瞬間、そこにあるもの
次の瞬間には、ないもの
すべてのエナジーをそのように捉えていくことで、自らまとうエナジーを軽やかにしていくことができるかもしれません♪