集合的無意識から、自分を取り出す
2月6日の満月が近づくにつれて、数日前から集合的無意識をキャッチし始めました。
ここ数日、奇妙な夢を見ているなぁという方も、いらっしゃるかもしれません。
今回キャッチしたのは、
思考も感情も、社会的に是とされるものに合わせる
という、人類共通に見られる無意識の傾向。
これには、自分の思考や感情を自ら無意識に操作して、いかにもそれらしい反応をするというようなことも含まれていそうです。
たとえば、増税というニュースが流れた瞬間、即座に否定的な反応をする、といったようなことです。
ネガティブな反応をすることが悪いとか、間違っているというわけではありません。
ただ、オートマチックにネガティブに反応してしまっているあれこれを、
「それ、ホントに自分の反応?」
と立ち止まりチェックしてみることで、
「自分ではなくて社会のマジョリティの意識/無意識だった」
と気づくことができ、社会の集合的無意識から自分の輪郭を浮かび上がらせることができるようになります。
自分の反応が、世界を創造する
エナジー的な話をすると、人は「ネガティブ」や「不可能」と先に思い込むことが多く、その先入観を抱くことで、自ら「ネガティブ」や「不可能」を創造してしまっていることもあります。
でも、そのようなエナジーを創り出すことを、本来の自分は望んでいるのでしょうか。
「増税したら、それ何に使うのだろう」
それを考えると未来の社会がちょっと楽しみ、なんて方は少ないかもしれませんが、たとえばそういう軽い波動を自分が発すると、未来の社会も、増税自体も、愛や豊かさなど、ポジティブな作用をもたらしていきます。
自分にとっても、日々の生活を工夫し創造しながら生きるきっかけにだってなりえるのです。
先入観に、操られない
そのような観点から、次のようなことを時折チェックしてみるとよいかもしれません。
- 自分が先入観に操られすぎてはいないか
- その先入観はそもそも自分のものか
- 出来事に対する反応は自分のものか、それとも社会全体もしくはグループ全体に期待されるものか
日本は、同調圧力が強い国。
そこで善しとされる思考、感情、反応に、自動的に合わせていないか意識していってみると、社会や周りの出来事に振り回されなくなっていきます。
そして、自分自身に対しても。
こういう状態にはこう反応する、というマインドが、自分を苦しめていることもあります。
たとえば、試験に落ちたから、自分も落ち込む、とか。
落ちることが悪いわけではないですし、みんながそうしているからといって、落ち込まないと変というわけでもありません。
落ち込まずに、好きなように気楽に過ごしていたら、もっと自分に向いている世界への扉が開いたことに気づくこともできるかもしれないのです。
エナジーのベクトルを向け直す
試験に落ちたからって、自分の価値が変わるわけではない。
何らかの変化が社会にもたらされるからといって、恐れる必要はない。
自分の思考も感情も、出来事への反応も、自ら選んでいく。
自動的にネガティブな反応をしてしまったら、改めて反応し直す、自分の発するエナジーを望むベクトルに向け直すことをやってみてください。
社会のことをフラットに見ることができるようになると、自分のこともフラットに見ることができるようになります。
ひいては、それが自分軸を取り戻していくきっかけにもなるのです。