「不調」も、エナジー調整の一環
7月3日は満月でした。
その余韻がまだまだ感じられますが、「不調」に陥った方もいらっしゃるかと思います。
自分の全体的なエナジーの調整のために調子を崩すことも多いので、ここ数日間は、本来の自分らしくないと思うことがあっても、あまり気にしないようにしましょう。
いつでも、自分にとって必要なことが起きている
そういうスタンスでいると、無理にどうこうしようとし過ぎることなく、力を抜いて調和に向かっていけます。
一週間ほど前、母とビデオ通話をしたときに画面から強烈なエナジーの詰まりを感じたのですが、それからほどなくして孫の風邪が移ったようで、数日前から高熱を出して寝込んでいます。
本人はとてもつらそうですが、このタイミングで風邪にかかってよかったと私は思いました。
エナジーの詰まりがあるときは、不要なエナジーの出が滞っている状態。
詰まりが長らく続くと、その近くの内臓や器官が機能不全となっていきます。
溜まったエナジーをどこかで出してあげないと、いつのまにか病気になっていた・・・なんてことも。
でもこうして風邪を引くことで、強制的に不要なエナジーを外へと出すことができる。
「不調」がアンラッキーとは限らないのです。
満月は、集合的無意識が優位に
話を満月に戻しましょう。
満月を迎える数日前、「集合的無意識に引っ張られないように」というメッセージを高次元から受け取りました。
具体的には、集合的無意識の価値・判断基準で自分をジャッジしない、追い詰めない、自分はこの程度のものだと決めつけたりしない、というものでした。
満月前後によく登場しますね、集合的無意識w
満月前後は、起きていても眠っていても、個としての自分の意識/無意識よりも、集合的無意識が優位になりやすいかもしれません。
自分が属するグループと共通して抱いている価値観や信条が、自分の意識/無意識に混ざりやすいときは、本当の自分からズレた判断・選択をしてしまいがちでもあるので、何かの決断を下すのは避けたほうがいいでしょう。
私たちはそれぞれ、性別・世代・民族・人類などなど、自ら属するあらゆる集合体の意識とつながっていて、そのグループが持つ価値観や信条を共有しています。
共有度合いは人それぞれで、マジョリティと同じであれば「常識的で安全」だと信じている人は、集合的無意識とのつながりが強いかもしれません。
集合と個を、識別する
集合体と共通して抱いている価値観や信条が、ときには偏見や先入観となることもあり、この時代、あるいは、いまの自分に合っていないことがあります。
集合的無意識が「こうでなければならない」と制限を課すものだとすると、個人的意識は「そうでなくてもいい」という自分にとっての自由を追求していくもの。
集合的な価値・判断基準を自分の選択のベースにしていくと、自分のなかで葛藤が生まれることも多いでしょう。
変わりたいと思っているのになかなか変われないという人は、この集合的無意識を優先させる傾向があるかもしれません。
もちろん、集合的無意識とつながっていない人なんていないですし、つながり度合いが強いから悪いというわけではありません。
ただ、集合体の一部である自分と、個の自分とを、ときには識別しておかないと、本当の自分を見失いがちになります。
自分を、意識的に生きる
周りはこう、世代はこう、社会はこう。
そこから本来の自分の意識を浮かび上がらせて、自分はこうありたい、こう考えたい、こう信じたい、そういった欲求を、自分はこうある、こう考える、こう信じると決めて実行に移すときは、自分という個を意識的に生きようとする意志を発揮しています。
私たちは、集合的無意識から離脱することに怖れを感じたり躊躇したりしがちですが、集合体と同じ意識/無意識でいるほうが安全、というわけではありません。
ならば、自分でどんどん、ありたいほうへと意識を向けて、枠を跳び越え、世界を創造し、時代を先取りしていく、という生き方でもいいのですよね。
私たちのスピリットひとつひとつが、自由意思を持つ意識体。
そして、個々の意識体が集まって集合体となるので、自分の意識ひとつが集合体の色を変えることだってあるのです。
私たちがもっともっと「何でもあり」を自分に許可していくことで、集合的無意識が自由で寛容なものへと変わる。
個の意識が集合体へ影響を及ぼすと思うと、自分を意識的に生きてみようと思えてくるから不思議です。
どなたさまも、よいアフター満月を♡